macOS Tahoeで出力デバイスのミュート状態をHUD表示するユーティリティ「MuteHUD」をリリースしました。
FFTransと違ってファイルサイズも小さいですし、無料配布ですのでApp Storeからの配信としました。
作成した理由は、macOS Tahoeからボリューム操作のHUDが画面右上の通知センターともまた違う、控えめな表示に変わったことがきっかけです。
別にそれ自体は見づらいというほどでもないのですが、ミュートになった時もただの「ボリューム0」ですし、連続してボリュームを下げると表示が割愛されて最後の「ボリューム0」すら表示されないことがあります。
ただ表示されるのも面白くないですし、Tahoeの表示はそれはそれで良いと思うのでミュートのみに特化しつつ、HUDアイコンを従来のボリュームに加え、ヘッドホン、スピーカーに切り替え可能にしました。
また、HUD表示の大きさ、縦位置オフセット、表示時間を変更可能にし、好みのスタイルにカスタマイズできます。
HUDの見た目はせっかくならばLiqud Glass風味に…と思いましたが、実際にNSGlassEffectViewを使ってみるとすりガラスくらいの透明度で見た目がイマイチだったため、そこは従来のNSVisualEffectViewを使いつつ、なるべくTahoeに合うようにしてあります。
また、メニューアイコンもHUDと同期したアイコンになりますし、アプリ起動時やデバイス切り替え時、設定変更時などもちゃんとその時点の出力デバイスの状態に合わせて表示されます。
ボリュームも表示自体は当然可能なのですが、今のところそういった部分はTahoe側の通知に任せようと思っています。